ひと昔前の事だ。受験勉強の中、息抜きとしてやった2ショットチャットでの出来事を話したいと思う。
2ショットチャットとはご存知の通り、2人だけのチャットルームであり、先に部屋と呼ばれるリンク先を作成、準備し、誰かが入ってくるのを待つといったものである。
誰かが部屋に入るとチャットルームが入室した2人だけのものとなり、そこで会話など話ができる場所のことである。
また、カテゴリに分かれており、アダルトのものからご当地のもの、ゲイやレズなどといったものまである。
スポーツや政治など種類はたくさんあった。
今回はその中でも2ショットチャットでのテレフォンセックスについての体験談を話したいと思う。
前述の通り、先に部屋を作ることからチャットを始めるが部屋を作るのが女性の場合、大人気のためアクセスしたタイミングの先着順で先に入られてしまい、部屋がロックされてしまう。せっかく女性が待っていたのに、入ろうとしたら入れないなんてよくあるものだ。
女性からテレフォンセックスしましょ!なんてタイトルの部屋を作られたら欲望でビンビンの男たちは、真っ先に狙いうちするに決まっている。
運よく入ることができたら、ラッキーである。
そういう訳で、たくさんの男は女性の部屋を待つのではなく、自分から性欲のたまった女性を呼び込むよう様々なタイトルの部屋を作る。ただ、女性から部屋に入ってくるのことは稀だ。また入ってきても冷やかしの野郎ってことも考えられる。
そこは見極めが大切であり、写真も投稿できるチャットルームでは、お互いの局部の写メを交換したり、その場の写真を連携することで、相手がサクラや騙しではないことを確認もできる。
あまりに面倒くさいやつはまた好かれないので、タイミングや雰囲気も相手が見えない分チャットでは重要である。
また注意しないといけないことがあり、無言の時間が5分など制限時間を超えた場合、チャットルームから強制退出させられてしまう。
待ち構えていた部屋にせっかく女性が入ってきてくれたのに、気付かず制限時間オーバーしてしまい、悲しんだ経験者も多いと思う。部屋を作った側はコメントの履歴が見れるため、女性からの呼びかけのメッセージなどが、後に残り、ものすごい後悔した猛者どもも多いだろう。
経験者ならわかると思うが、チャットルームにて話が盛り上がり、いざテレフォンセックスをしようとした際に、大きな壁となるのが、電話番号の交換である。
電話番号を教えた瞬間、サクラや遊びでやっていた奴らに引っかかった場合、電話が止まなくなることを経験した方も多いのではないだろうか、今みたいに電話し放題などまだなかった時代。学生は電話代も気にしながら遊ばないといけない。かけてくれるなら、ものすごくありがたい。そうゆう気持ちから安易に番号を教えてしまった。
その見極めがものすごい大事であり、一番緊張したポイントであった。
2ショットチャットはテレフォンセックスから出会える可能性を大いに秘めていた!
そういった仕組みを理解した頃の私が経験した中でものすごくラッキーな経験があった。
チャットの出会いからセックスに持って行ったケースである。
そこまでの失敗談は、またの機会にお話したい。
電話ではテレフォンセックスをしているが、いざ実際に会うのは相手の顔などもわからず、非常に緊張したのを覚えている。
電話では、あんあんと道具を使っているのか、本当に気持ちよさそうな声を出してきた。自分も息が荒くなるともっと聞かせてと言ってくるエロい女だなって印象だった。一緒にいこうなどといってきては、気持ちよさそうな声を大声で出してくる。AVとはまた違ったエロさがあった。自分の指示通りに手マンしてくれたりして、すごくこっちも気持ちよかった。だから、やめられなかった。
そんな女の子といざ会うとなると、どんな女の子にんだ。やばい子なんじゃないかなと不安になった。
待ち合わせ場所は、とある駅での待ち合わせ。飲み屋を相手が予約してくれていた。白いワンピースで来るということで待った。初夏の暑い日の夕方17時、駅前には白っぽいワンピースの子が数名いた。まさかこの子だったら、こいつなわけないよな、、、なんて心臓がバクバク、下半身もおかしくなりそうな状態であった。電話がきて出ると、目の前から走って女の子が現れた。
「待ちましたか?はじめまして。みなです。」
みなちゃんという名前の20歳であった。裏原系のファッションが流行っていた頃で、まさしくその格好であった。細い子ってことは写真を見たので分かっていたが、本当に細い子だった。顔はなんで2ショットチャットなんてやってるんだろうって考えるくらいのレベルでテンションは上がっていた。
飲みの場でも、最終的にはやはり話題はテレフォンセックスの話となった。お互いがやっているので、あまり恥ずかしくもなく話すことができた。最初は始めたばかりの一人暮らしになれず、誰でもいいから話したかったらしいが、とある人からテレフォンセックスしないかと言われてやってみたらはまってしまったとのこと。それ以来、夜にオナニーする際はテレフォンセックスをすることが増えたそうである。
そんな話をしているとムラムラしてきて、みなちゃんの自宅が近いこともあり、自宅で飲みなおすことに持っていくことができた。もう勝負あったなと確信した。
その通り、酔いにまかせてセックスすることができた。
その後も何度か遊び、いわゆるセックスフレンドとしての付き合いが続いた。
テレフォンセックスからの出会いからリアルなセックスへ、これまでの道のりは非常に長く、失敗やトラブルもあったので、すごく忘れられない思い出であった。